【タイ】外国人が多く集まる都内スクムビット通りソイ22でも、バンコク都庁(BMA)による下水道の清掃が行われている。来るべき雨期への対応で、3月5日にはチャチャート・シッティパン都知事が現地を訪れ、清掃にあたる職員を激励した。
スクムビット通りソイ22は、ホテル、アパート、飲食店など外国人の在住者や旅行者が集中する地区。BMAによる下水道の清掃は現時点で500メートル地点まで進んでおり、残り1キロを1カ月で終わらせる。清掃作業は午後10時頃から午前3時半頃までと時間を制限されているため、1日当たり40~50メートルほどの進行速度だという。
チャチャート都知事は、ホテルや飲食店がソイ22で多く営業していることから、排水に関しての規則を守り、万一の洪水でも汚染した下水が路上にあふれ出ないよう、協力してほしいと訴えた。BMAは同日、スクムビット通りソイ5周辺で飲食店からの廃油や生ごみの垂れ流しを確認、行政指導を行っている。