【タイ】タイの各メディアの報道によると、東北部ウタイタニ県ラーンサック郡で10月21日、タイ人の男(52)が殺人および死体遺棄の容疑で逮捕された。
警察のこれまでの調べによると、男は自分の家庭を持ちつつ、愛人として既婚のラオス人女性(42)と交際していた。本妻と共にウタイタニ県の実家に帰省したところ、愛人女性に後を追いかけられ、取り敢えず近所のホテルに部屋を取り、女性を泊まらせた。そのまま帰るよう説得を試みたが、愛人が「(男の)実家に行って関係を打ち明けたい」と主張し続けたため、19日に首を締めて殺した。
死体は界隈のキャッサバ畑に引き連りこまれ、手足を縛られて服を被せられていただけだった。しばらくして近所の人に発見され、警察が捜査を開始した。
男によると、愛人だったラオス人女性もタイ人の夫と3人の子供の家庭を持っていた。「(愛人との関係を)妻に知られたくなかったために手をかけたが、殺すつもりはなかった」と警察の事情聴取に答えているという。