タイ最大与党、タクシン元首相次女が党首に

【タイ】最大与党のプアタイ党は27日、党大会を開き、事実上の党首とされるタクシン・チナワット元首相(74)の次女のペートーンターン・チナワット氏(37)を党首に選出した。

 副党首には国立ラムカムヘン大学元学長のチューサク・シリニン氏(75)、ソムポン・アモンウィワット元プアタイ党党首・元副首相(82)の息子のジュラパン・アモンウィワット副財務相(48)、スリヤ・ジュンルンルアンキット運輸相(68)のおいのポンカウィン・ジュンルンルアンキット氏(43)ら6人が、幹事長にはサノ・ティヤントーン元内相の息子のソラウォン・ティヤントーン元保健相(48)が就任した。

 若者の支持を集める最大野党で左派のガウクライ(ムーブフォワード)党を意識し、30代、40代を幹部に起用して、党執行部の若返りをアピールした。ただ、党首にタクシン氏の娘、執行部にはチナワット家と関係が深い政治閥・財閥の子息が並び、プアタイ党がチナワット家のファミリービジネスというイメージの払拭はならなかった。

ペートーンターン・チナワット氏(写真提供、プアタイ党)

 

 

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