【タイ】ピパット・ラチャキットプラカーン副首相兼運輸相は10月5日、ショーン・オニール駐タイ米国大使らと会談し、交通・運輸、海運・港湾、航空、サイバーセキュリティ、エネルギー分野における両国の協力強化について協議した。会談は米海軍艦艇のプーケット寄港をきっかけに催された。
航空母艦「USSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)」とミサイル駆逐艦「USSデルバート・D・ブラック(DDG-119)」のプーケット寄港も、主要議題の一つとなった。両艦は10月4日、プーケット深海港の沖合3.3キロに到着し、乗組員計5109人が9日まで休養や観光を目的に同県を訪れている。乗組員は輸送船で岸に移動している。
運輸省は米艦艇の来訪を歓迎するとともに、利便性の向上と安全確保に取り組んでいる。警察やタイ国軍などの関係機関も、乗組員の上陸期間中の治安維持や交通管理に当たっている。オニール大使は、「タイは米国にとってアジアで最も古い友好国であり、両国関係は1818年に米国の商船がチャオプラヤー川に入港したことに始まる」とし、米艦艇の寄港を継続的に支援しているタイに謝意を表明した。
両国は港湾開発分野での協力拡大についても協議。特に、「Smart and Secure Port Program(SSPP)」や米国貿易開発庁(USTDA)との協力を通じて、タイ国内の港湾の近代化、運営効率の向上、安全性強化、サイバー攻撃対策の強化を進める方針を確認した。
ピパット副首相相は、米国政府による運輸省職員向け人材育成支援に謝意を表明。11月2〜6日に実施される研修に、運輸省事務次官室、同海運局、タイ港湾公社(PAT)の職員らが参加すると予定と伝えた。

























