【タイ】サッカーJ1のアビスパ福岡を運営するアビスパ福岡株式会社は、タイのスポーツブランド「EGO Sport(エゴ・スポーツ)」とオフィシャル・グローバルパートナー契約を締結した。タイ国内でスポーツ用品の製造・販売を手がける同社と連携し、アパレル製品の開発や日本およびタイでの販売などを検討する。
アビスパ福岡は、福岡市を本拠地とするJリーグクラブで、近年はアジア地域との連携を重視した事業展開を進めている。今回の契約は、アセアン地域で事業基盤を持つ企業との協業を通じ、クラブの海外展開を強化する取り組みの一環と位置づけられている。
提携の背景には、2026年に福岡県とバンコク都が友好提携20周年を迎えることがある。節目の年を前に、タイを代表するスポーツブランドとの協力関係を構築することで、スポーツを通じた交流や事業展開を進める狙いがあるという。
両社は今後、アビスパ福岡とEGO Sportのブランドを組み合わせたライフスタイル向けアパレル製品の開発や製造を検討するほか、アビスパ福岡のホームゲーム会場や公式ECサイトでの国内販売、タイ国内での販売を想定している。また、アビスパ福岡のホームゲームでタイに関連したイベントの開催や、都市プロモーションへの活用、訪日客向け事業などについても協議を進めるとしている。具体的な内容や実施時期については、今後両社で協議する。
パートナーシップ開始にあたり、3月26日にはバンコクで覚書(MOU)の締結式が行われた。会場では、両社によるコレクションの試作品が披露されたほか、アビスパ福岡の西野努社長とEGO Sportの事業開発・マーケティング担当者が登壇し、提携に至った経緯や今後の方向性について意見を交わした。パネルディスカッションには、チャチャート・シッティパン・バンコク都知事も参加した。
アビスパ福岡は、すでにタイ1部リーグのポートFCやベルギー1部リーグのクラブと提携関係にあり、今回の契約を通じて、東南アジア、日本、欧州を結ぶ選手育成や事業連携の枠組みづくりにもつなげたいとしている。
























