【タイ・カンボジア】タイ外務省が、カンボジアに滞在するタイ国民に対し、可能な限り速やかに出国するよう呼び掛けた。国境情勢の不透明感が高まっているとの懸念を表明した。
ニコンデート・パラーンクーン外務省情報局長兼報道官によると、プノンペンのタイ大使館やシエムリアップの総領事館が現地のタイ人コミュニティと連絡を取り合い、最新の状況を伝達している。カンボジアには現在、600〜1200人のタイ人が滞在しているとみられる。
外務省領事局は、「滞在が不可欠でない場合は出国を検討するよう」との勧告を発出。タイ国民に対し、情勢が安定するまで不要不急の渡航を控えるよう求めている。



















