タイ空軍グリペン12機購入へ 2029年に1~4号機納入

【タイ】タイ空軍は6月5日、スウェーデンからJAS39グリペンE/F型戦闘機を12機購入すること正式に決定したと発表した。調達額は600億バーツ(2400億円相当)で、1~4号機は2029年に納入される見込み。

 スウェーデンとの契約は今年8月の予定。戦闘機12機のほか包括的防衛装備を含むオフセット契約で、タイ空軍は「実質価値は1000億バーツ超」とアピールしている。

 新たなグリペンE/F型機(E型およびF型)は、老朽化した米F-16戦闘機群と入れ替わる。同群の運用年数はすでに36年以上で、2028年から2035年にかけて段階的に退役する。

タイ空軍「戦闘機ならグリペン」 高速道路での離発着を披露

タイ空軍グリペン機 写真:newsclip

関連記事

ページ上部へ戻る