タイ空軍「戦闘機ならグリペン」 高速道路での離発着を披露

【タイ】タイ空軍は2月27日午前10時より、スウェーデン製グリペン戦闘機の高速道路での離発着を披露する。南部ソンクラー県ハジャイ郡の国道4287号線で一般公開され、26日には本番同様のリハーサルが行われた。

 タイ空軍は2024年8月、2025〜2029会計年度でJAS39グリペンE/F型戦闘機を購入する方針を明らかにしていた。就役から36年以上が経過した米F-16A/B型戦闘機の後継機として調達される。スウェーデンと米国が売り込み合戦を展開し、米国がF-16の分割払い時の利息引き下げを提案してきたとも報じられたが、タイ空軍のグリペン好きは以前から知られており、予想どおりグリペン4機の購入が決まったもよう。2034年までにさらに8機の購入する計画も噂されている。タイ空軍が所有するグリペンは旧型のC/Dで、次期購入のE/Fは性能の大幅な向上が評価されている。

 今回の高速道路での離発着というイベントは、正式発注を控えた「タイ空軍の意思決定プロセス」とされる。グリペンの滑走距離は800メートルと短く、有事で空港の滑走路が破壊されても、一般道での離発着が可能。

写真:政府広報局ソンクラー県ラジオ局 สวท.สงขลา กรมประชาสัมพันธ์

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