【タイ・ブータン】ラマ10世(ワチラーロンコーン国王)とスティダー王妃は4月25日、ブータンを訪問し、ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ・ワンチュク王妃の歓迎を受けた。ラマ10世にとって2016年の即位以降(戴冠式は2019年)、初めての海外公式訪問。タイのメディアは「両国の永続的な結びつきに新たな1ページが刻まれた」と報じている。
タイ国王夫妻は首都ティンプー西のパロ国際空港で、ブータン国王夫妻の出迎えを受けた。都心までの沿道にはブータンの小学生たちが並び、旗を振って出迎えたという。その後、チベット仏教ドゥルック派総本山、国王執務室、中央政府、国会議事堂などを兼ねるという「タシチョゾン」で歓迎行事が催された。
ラマ10世は今回のブータン訪問で、仏舎利を永久奉安したという。
タイ国王夫妻のブータン訪問は28日まで。
写真:ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王フェイスブック
His Majesty King Jigme Khesar Namgyel Wangchuck