【タイ・日本】日本の農林水産省は2月7日、日本産「ゆず」および「きんかん」のタイ向け輸出が解禁されたと発表した。タイ検疫当局との検疫条件で合意に達したという。
農水省によるとタイはこれまで、日本産のゆず・きんかん生果実について、ミカンバエなどの病害虫が日本で発生していることを理由に、これまで禁輸を続けてきた。今後は、1)生産園地での3年以上のミカンバエの発生調査、2)生産園地および選果こん包施設の登録、3)果実の表面殺菌、4)タイ側検査官による査察、といったことを条件に輸出が可能となる。すでに解禁されている「うんしゅうみかん等生果実」と同一条件。
植物防疫所ウェブサイト:https://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/outline/index.html