【タイ】タイ首相府は1月6日、ペートーンターン・チナワット首相が1月3日に枢密院を訪れ、スラユット・ジュラーノン枢密院議長と新年のあいさつを交わしたと発表した。具体的な話の内容は明らかにされていない。
枢密院はタイ国王の補佐を目的とした諮問機関で、国王が議長1人および顧問官18人を任命する。現在はスラユット議長、プラユット・チャンオーチャー顧問官ほか、退役軍人や元官僚などで構成される。スラユット議長は2006年のクーデター後、軍事政権の首相に就任。プラユット顧問官は2014年のクーデターを主導、その後に首相に就いた経歴を持つ。いずれも元陸軍司令官。
写真:タイ首相府