【タイ】タイ国内外の複数メディアの報道によると、タイのノックエアが使用するボーイング737-800型機の定期便が2024年12月30日、エンジンの不具合で離陸を断念して駐機場に引き返していた。バンコク発のチェジュ航空7C2216便が、韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で着陸に失敗して炎上した事故の翌日だった。
ノックエアも離陸失敗に関して公式に発表していたが、ボーイング737-800型機だったことには触れていなかった。該当機はドンムアン空港発ナーン行きのDD176便で、午後4時45分出発の予定だったが、1回目は滑走中にエンジンが停止(乗客の証言)、2回目は滑走中に異常なエンジン音が発生したため、離陸を断念したという。代替機が用意され、午後7時20分に出発したという。