タイ憲法裁、セーター首相を解任

【タイ】議会上院の前議員40人がセーター・タウィーシン首相(62)の解任を憲法裁判所に求めた裁判で、憲法裁は14日、訴えを認め、セーター首相を解任した。裁判官9人のうち5人が解任に賛成、4人が反対した。

 4月の内閣改造で首相府相として入閣したピチット・チューンバーン氏(65)が過去に実刑判決を受けて服役したことから、憲法が定める閣僚資格に違反する人物を閣僚に任用したとして、セーター氏を訴えていた。ピチット氏は5月に辞任した。

 後任の首相は、セーター氏が所属する議会下院の連立与党第1党プアタイ党のペートーンターン・チナワット党首(37)、もしくは与党第2党プームジャイタイ党党首のアヌティン・チャーンウィーラクーン副首相兼内相(57)が有力とみられている。

セーター氏(写真提供、タイ首相府)

 

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