タイ国立天文研究所、10月31日に全国5会場で星空観望シーズン開幕

【タイ】タイ国立天文研究所(NARIT)は10月31日、2026~2027年の星空観望シーズンを開幕する。北部チェンマイ県メーリム郡のシリントーン天文科学公園をはじめ、中部チャチュンサオ県、東北部ナコーン・ラーチャシーマー県、コーンケーン県、南部ソンクラー県の計5会場で同時に催される。

 NARITは毎年、星空観望に適したタイの乾期に合わせて一般向け天文イベントを開催。今シーズンも流星群観測、月や惑星の観望会などを全国で実施する。来場者は、お化けや宇宙人の仮装をして参加でき、望遠鏡による天体観望や音楽イベントを楽しめる。

 11月21日には「Starry Night over Chiang Mai」を開催。チェンマイ県行政機構(PAO)公園に望遠鏡を設置し、土星などの天体を観測する機会を提供する。12月13日夜から14日朝にかけては、三大流星群の一つ「ふたご座流星群」の観測会を5会場で開催する。NARITによると、月明かりの影響もなくピーク時には1時間当たり最大150個の流星が観測できる見込み。会場や参加方法の詳細は後日、公式フェイスブックで発表する。

 12月24~26日には「Super Full Moon & Merry Christmas 2026」を開催。全5会場で特別プラネタリウム上映、望遠鏡による観望会を行う。12月24日は2026年で地球に最も近い満月を観測できるとしている。

 2027年1月9日の「NARIT AstroFest 2027」では、シリントーン天文科学公園で全国こどもの日に合わせた一般公開を実施するほか、ほか4カ所の天文台でも関連イベントを開く。同日午後6時からは音楽と天体観測を組み合わせた「NARIT Public Night」を行う。

 1月16日にはバンコク都心部で一般向け天文イベント「Starry Night over Bangkok 2027」を開催し、各種望遠鏡や天文学習ゾーンを設ける。1月22日には2027年で地球に最も近い満月の観望会を全5会場で実施する。2月には惑星観望会を開き、10日に木星、20日に火星をそれぞれ観測。両日をそれぞれの惑星が2027年に地球に最も接近する日。

 また、チェンマイ県ドーイ・インタノンのタイ国立天文台では、2027年1月30日と2月6日に一般公開を予定。参加申し込みは10月31日午後7時30分からのライブ配信中に受け付ける。定員は各回120人で、参加費は1人300バーツ。参加者は東南アジア最大級とされる口径2.4メートル望遠鏡の見学や、口径1メートル望遠鏡による惑星観測を体験できる。

 ほか、シリントーン天文科学公園では10月31日から2027年5月まで、毎週土曜日の午後6時から10時まで無料の星空観望会「NARIT Public Night」を予定。口径0.7メートル望遠鏡などを使った観測と、星空観察の基礎解説を行う。ほかの4天文台でも通常の一般公開を継続し、期間中は特別イベントを追加実施する。

画像:NARITフェイスブックより

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