3月3日に皆既月食 タイ全国で赤銅色の月に

【タイ】3月3日の夜、皆既月食が観測される。満月が地球の影に完全に入る現象で、赤銅色に染まる。晴れれば全国各地で、肉眼で見ることができる。タイはこの日、マーカブーチャー(万仏節)に当たる。

 タイ国立天文学研究所(NARIT)によると、月食はタイ時間で午後3時44分ごろ、月が地球の半影に入ることで始まる。午後4時50分には部分月食となり、午後6時4分から7時2分までが皆既月食の時間帯となる。その後は再び部分月食を経て、午後9時23分に月が半影を抜ける。月の出は午後6時23分で、すでに皆既月食の最中に東の地平線から昇る。

 皆既月食は、太陽、地球、月が一直線に並び、地球が太陽と月の間に入ることで起きる。満月のときに限って発生し、月が地球の本影に入ると赤く見える。NARITは当日午後6時から10時まで、北部チェンマイ県、東部チャチュンサオ県、東北部ナコーン・ラーチャシーマー県、コーンケーン県、南部ソンクラー県の国内5カ所で無料の観望会を開催。ほか、フェイスブックやユーチューブでのライブ配信も行う予定。

 インド神話では、「ラーフ神」が太陽や月を飲み込むことで日食や月食が起こるとされる。タイにも「プラ・ラーフー」として伝わり、全国各地に太陽や月を飲み込もうとする神像が祀られている。

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画像:タイ国立天文学研究所(NARIT)

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