バンコク郊外で保護対象野生動物100匹を押収 国際密輸組織との関連を捜査

【タイ】タイ警察天然資源環境犯罪取締課は2月21日、バンコク西部トゥンクルー区の住宅を捜索し、国際取引が規制されている野生動物およそ100匹を押収したと発表した。国際的な野生動物密輸組織との関係を視野に捜査を進めている。

 捜索は、台湾人による野生動物の国際密輸事件で容疑者4人を逮捕した捜査がきっかけ。トゥンクルー区内の住宅で、保護対象の野生動物が無許可で飼育・保管されている疑いが浮上した。

 住宅内には、ワシントン条約(CITES)で取引が規制されている動物6種が確認され、スルカタリクガメ19匹、ヒョウモンガメ44匹、グリーンイグアナ12匹、クロトゲオイグアナ8匹、ボールニシキヘビ6匹が見つかった。いずれも商取引が管理対象となる条約附属書IIに分類され、所持の届け出義務はないものの、法令の管理下に置かれている。また、条約附属書Iに分類され、所持の届け出が義務付けられているインドホシガメ19匹も発見された。

 住宅所有者の男性は、動物の届け出を行っていなかったことを認めている。取り調べに対し、いずれも自分のものではなく、子どもから一時的に預かっていただけだと説明しているという。

 警察は動物を押収し、天然資源環境省国立公園野生動植物局の野生動物鑑識センターに遺伝子鑑定を依頼。入手経路の特定と密輸ネットワークの解明を進めている。

写真:POLICE News Varieties

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