【タイ】バンコク都ポームプラープ・サットゥルーパーイ区内のラーンルアン通りで5月19日正午頃、MRTオレンジライン(地下鉄)ラーンルアン駅の建設工事に従事していた作業員が水の溜まった泥土の穴に転落した。消防、レスキュー隊、バンコク都庁(BMA)などが救助活動を続けているが、同日夜半の時点で救出に至っていない。
タイの複数メディアが関係者や目撃者の話として伝えるところによると、現場では作業員8人が作業を行っていた。一帯は掘り起こされて泥土がむき出しになっており、杭打ちの深さ19メートルの穴が掘られていて、降雨のため水が溜まっていた。穴の近くにいた作業員の1人が穴の近くを移動しているとき、泥がいきなり崩れて穴にそのまま滑り落ちてしまったという。
通報で駆け付けた救助隊員が懸垂下降で19メートル下まで降りたものの、作業員を発見できなかった。さらに下まで落ちてしまったものとみて、泥土が崩れるのを防ぎつつポンプで排水作業を続けている。
写真:1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)フェイスブックより
写真:バンコク都庁(BMA)