マネロン役の女を逮捕 国境支援名目の鉄条網購入を装う

【タイ】タイ警察は1月28日、詐欺グループの資金洗浄(マネーロンダリング)を担っていたとして、東部チョンブリー県在住の女(51)を逮捕したと発表した。国境警備用の資材購入を装った詐欺事件で、被害総額は約222万バーツ(1100万円相当)に上る。

 捜査の発端は、北部カムペーンペット警察署が被害届を受理したことによる。被害者は、軍関係者を名乗る人物から連絡を受け、当初は精米用の選別機の購入を持ちかけられたが、その前に緊急案件として国境支援用の鉄条網の調達を依頼された。ある工場を紹介され、購入後は東北部ナコーン・ラーチャシーマー県内のスラーナーリー基地に納品するようにとの指示があり、見積書には陸軍第1騎兵師団の司令官の署名が記されていたという。

 代金を振り込んだ後に連絡が取れなくなり、被害者はようやく詐欺に気付いた。警察はこれまでに実行役の容疑者2人を逮捕しており、新たに女を北部ターク県ポッププラ郡の自宅で取り押さえた。資金洗浄を担当していたとみられ、家宅捜索で乗用車、ピックアップトラック、携帯電話3台、銀行通帳20冊、キャッシュカード10枚、USBメモリー1本などを押収した。

写真:POLICE News Varieties

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