バンコクの路上で男性が刺され重体 警察が現場で心肺蘇生

【タイ】バンコク都パトゥムワン区で12月27日午後5時ごろ、若者の男による傷害事件が発生した。男性1人が重体となり、通報を受けて駆け付けた警官がその場で心肺蘇生を行った。

 事件が起きたのは仏教寺院のワット・ボロムニワート前の路上。警官が現場に到着したときには、被害者の男性は意識不明で脈拍も確認できないほどの危険な状態だった。刺し傷は、左の脇腹と左脇の下の2カ所にあった。

 このため、群衆対策警護部隊の救急対応要員が出動し、AED(自動体外式除細動器)を使用して心肺蘇生と止血を行った。また、現場にとどまっていた加害者の若者の身柄を確保。犯行に使用したナイフを押収し、パトゥムワン警察署に連行した。被害者の男性は緊急措置を受けた後、近くの病院に搬送された。

 警察は、事件や緊急事態に遭遇したときは速やかに、緊急通報番号の「191」または「1599」に通報するよう呼びかけている。

写真:Police TV

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