東南アジア競技大会、来月バンコクなどで開幕 都庁が積極的な声援呼びかけ

【タイ】東南アジア最大のスポーツ大会「第33回東南アジア競技大会(SEA Games 2025)」が12月9日から20日まで、首都バンコク、東部チョンブリー県、南部ソンクラー県の3都市で開催される。続く2026年1月20日から26日には、「第13回ASEANパラ競技大会(ASEAN Para Games 2025)」が東北部ナコーン・ラーチャシーマー県で行われる。

 SEA Gamesは50競技574種目が予定され、陸上、水泳、体操、サッカー、バレーボールのほか、セパタクローやムエタイなど地域独自の競技も含まれる。ASEAN Para Gamesではパラ陸上、パラ水泳、車いすバスケットボール、ボッチャなど19競技が行われる。

 バンコク都庁(BMA)は、「良きホストとして大会を盛り上げ、家族ぐるみで観戦し、タイ代表に声援を送ってほしい」と都民に呼びかけている。タイ代表はセパタクローやムエタイで世界的な強さを誇り、重量挙げや女子バレーボールでも好成績が期待される。パラ競技では車いすバスケットボールやパラ陸上などでの活躍が見込まれる。

 大会は地域の一体感を高める場として位置づけられており、タイ国内では「スポーツを通じた団結」を象徴するイベントとして注目されている。

https://www.seagames2025.org/

https://www.aseanparagames2025.com/

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