【タイ】タイ政府貯蓄銀行(GSB)は9月23日、タイ・カンボジア国境を巡る軍事衝突で殉職・負傷したタイ国軍兵士とその家族を支援するため、総額487万5000バーツ(2200万円相当)を寄付した。贈呈式はバンコクの陸軍司令部で行われ、ワチラー・カーンスットGSB副頭取からエーカラット・チャーンケーオ陸軍顧問団長(大将)、ブンシン・パートクラーン第2軍管区司令官(中将)に渡された。
今回の寄付は、一連の軍事衝突で殉職した兵士の遺族および負傷兵に対する補償や生活支援に充てられる。GSBは、「兵士とその家族の士気を高め、生活の質の向上につなげたい」としている。同行はこれまでにも、国境地帯の避難所に毛布、食料、飲料水などを継続的に提供し、避難所運営のための予算支援を行ってきた。