【タイ】バンコク北隣パトゥムターニー県クローンルアン郡で5月10日、道路わきに大量の骨となった牛の頭が捨てられているのが見つかった。動画がSNSに投稿され、県当局が現地を訪れて不当投棄であることを確認、調査に乗り出した。
骨は道路わきのほか、水路や私有地など複数の場所に投棄されていた。界隈の屠畜場で処分しきれなかったものとみられる。骨のほか皮や臓器なども捨てられ、ハエがたかって異臭を放っている場所もあるという。県当局は土壌や水質の汚染を懸念しており、投棄した業者もしくは人物を探し当てるとした。
東北部ムクダーハーン県で牛を感染源とする炭疽菌が広まっており、パトゥムターニー県でも「屠畜場関係者が炭疽菌を恐れたのではないか」と推測されている。