【タイ】南部サムイ島のサムイ空港で5月2日午後2時半頃、タイ空軍のC-130輸送機が駐機場でコントロールを失い、電柱(駐機場の照明)に接触した。乗務員8人と搭乗者54人にけがはなく、民間機の離発着への影響もなかった。
タイ空軍の発表によると、同機はバンコクのドーンムアン空港~南部トラン空港~サムイ空港~ドーンムアン空港のルートで飛行訓練を行っており、サムイ空港を離陸する際に事故を起こした。エンジンを始動させたところ車輪ブレーキが効かずに機体が横滑りし、制御できないまま左主翼が電柱に接触。機体は駐機場わきの茂みで停止した。
空軍安全局(AFSA)が故障の原因を調査、再発防止案を作成する。