【タイほか】デジタルデータ、インターネット情報、リポートなどのプラットフォームで知られる「Data Reportal(データリポータル)」によると、電子決済、商取引、情報収集などで用いられるQRコードの、人口に対する利用率が最も高い国は2024年、中国、マレーシア、タイだった。タイでは、政府が2017年に導入した、銀行口座番号、携帯電話番号、国民ID(身分証明書番号)を紐付けた電子決済システム「PromptPay(プロンプトペイ)」が広く利用されている。
同調査は、「スマホ経由のQRコード利用」について、世界各国の16歳以上の国民を対象に実施された。利用率が高い上位国は以下のとおり。
1)中国:67.4%
2)マレーシア:66.1%
3)タイ:61.5%
4)アルゼンチン:61.0%
5)ブラジル:60.8%
6)ベトナム:58.3%
7)スイス:57.7%
8)台湾:57.4%
9)スウェーデン:54.9%
10)コロンビア:54.8%
日本は50.3%で17位となり、調査結果平均(世界平均)の50.8%を下回った。ロシアは45.2%で第30位、米国は35.8%で43位だった。