台湾がタイを「高リスク渡航先」に 自国民に注意喚起

【タイ・台湾】タイの各メディアが台湾からの報道として伝えるところによると、台湾内政部(内務省)が2月14日、タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナムの5カ国を高リスクな渡航先に指定し、自国民に注意を促していくと発表した。空港の出発ロビーでの注意喚起や搭乗券への警告文の印刷などを実施していくという。

 台湾内政部は、ミャンマーやカンボジアで過去数年間、複数の自国人が特殊詐欺や人身取引といった犯罪に巻き込まれていることを明らかにした。2月21日にミャンマーの犯罪拠点から解放された外国人261人の中にも、7人の台湾国籍者がタイ入国後に警察の事情聴取を受けていたという。

 2024年の台湾からのタイ入国者数は、日本からのそれを若干上回る前年比50%増の108万9910人で、国・地域別で7番目の多さ。

台湾内政部がメディアに提供した空港での注意喚起の写真

ミャンマーの犯罪拠点で外国人261人解放 タイでは警察幹部が5人異動

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