7〜9月にタイで日本人8人逮捕 不法滞在、殺人など
- 2024/10/7
- タイ社会
【タイ】在タイ日本大使館によると、2024年7~9月に、不法滞在、殺人などの罪で、日本人8人がタイ警察に逮捕され、11人が入管法違反などで退去強制となった。
一方、大使館に届け出があった日本人の犯罪被害は64件で、前期から26件増加した。
王宮や寺院などの観光スポット周辺を観光中、タクシーやトゥクトゥクの運転手から声をかけられ、連れて行かれたオーダーメードスーツ店でスーツを注文した後、スーツ価格が相場の数倍であることに気づいて大使館に相談するケースが数件発生した。
バンコク都内でドバイから来たと称する男性(または男女)から「お札を見せてほしい」などと声をかけられ、やり取りをしている間に現金やクレジットカードを抜き取られる、いわゆる「お金見せて詐欺」の被害も引き続き発生した。
どちらもタイで数十年前からある手口で、大使館や旅行ガイドブックなどが繰り返し注意を呼びかけているが、被害が後を絶たない。