【タイ】バンコク首都警察は11月13日、ミャンマー国籍の男女2人を逮捕し、メタンフェタミン240万錠およびアイス(結晶状メタンフェタミン)300キロを押収したと発表した。北部チェンマイ県から運んできたキャベツの箱に隠してあったという。
警察は、バンコクでのほかの取引の捜査で大規模な密売組織の存在に気付き、薬物が継続的に北部国境地帯から首都圏に運ばれてくることを突き止めた。今回逮捕されたのは、チェンマイ県メーリム郡の山岳地帯出身のミャンマー人男女2人(共に20)で、烏龍茶の袋などに入れた薬物をキャベツの箱に紛れ込ませ、ピックアップトラックを運転してバンコク首都圏まで運んできた。ノンタブリー県バーンブアトーン郡の道路わきで指定された相手に渡す手はずだったという。男は警察の取り調べに、「報酬の2万バーツを受け取り、女と折半した。今回が初めてで、指示役はラオス人だった」と供述している。
写真:POLICE News Varieties




















