バンコク首都圏のモノレール「イエローライン」運行一時停止 道路に金属片落下

【タイ】バンコク都ラープラーオとバンコク南郊のサムットプラカン県サムロンを結ぶモノレール路線イエローライン(全長30.4キロ、23駅)で28日朝、不具合が発生し、全線で運行が停止された。運行会社は不具合の内容を明らかにしていない。

 警察によると、同日朝、バンコク都内のシーナカリン通りを走行中の自動車2台が、イエローラインの高架路線から落下した金属片で破損した。 

 イエローラインでは今年1月、車両の車輪が外れて地上の一般道を走行中のタクシーのボンネットを直撃する事故があった。タクシーの運転手と乗客にけがはなかった。

 イエローラインはタイ電車公社(MRTA)が事業主体のPPP(官民連携)プロジェクトで、バンコク首都圏で高架鉄道BTS(都市鉄道グリーンライン)を開発運営するBTSグループ・ホールディングスが75%、タイのゼネコン(総合建設会社)大手シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクションが15%、タイ政府系電力会社ラチャブリ・エレクトリシティー・ジェネレーティング・ホールディングが10%出資し設立したイースタン・バンコク・モノレール社が運行を担当する。カナダのボンバルディア製の車両システムを使用。昨年6月に運行を開始した。

 

 

写真提供、バンコク都プラウェート警察署

写真提供、バンコク都プラウェート警察署

画像提供、MRTA

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