来週からイスラム教の断食月、テロに警戒を 日本の外務省

【アジア】日本の外務省海外安全ホームページによると、今年は3月11日ごろから4月9日ごろがイスラム教のラマダン月(イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行う月)、4月10日ごろから12日ごろがラマダン明けの祭り(イード・アル・フィトル)に当たる。ラマダン月の期間は月齢観測に依拠するため、日程は直前に変更されることがある。

 外務省は、ラマダン期間中やその前後はテロの脅威が高まる傾向があり、特に今年はイスラエル・パレスチナ情勢を受け緊張が高まっているとして、注意を呼びかけた。▼イスラム教徒の集団礼拝日である金曜日にモスクなどの宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがある▼観光施設やその周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関など人が多く集まる施設、教会、モスク、シナゴーグなどの宗教関係施設、政府関連施設などがテロの標的になりやすい――としている。

 在インドネシア大使館は、ラマダンとラマダン明けの期間中は、テロ以外に、すり、置き引きといった一般犯罪も増加する傾向があると指摘。また、イスラム教徒の習慣を尊重し、周りの人の感情を害さないよう自らの言動に気を付けるなど、通常以上の配慮が必要だと注意を促した。

 

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