ミス・ユニバース買収のタイ企業が経営破綻 事業更生手続き申請 

【タイ】世界的なミスコンテスト「ミス・ユニバース」の運営会社とライセンスを昨年買収したタイ企業JKNグローバル・グループは9日、タイ中央破産裁判所に事業更生手続きの適用を申請したと発表した。
債務再編と新たな投資家による資本注入で経営再建を図る。今月18日からエルサルバドルで予定されている「ミス・ユニバース2023」については計画通り開催するとしている。
JKNは今年8月から、大部分の社債の償還ができなくなっていた。経営破綻した経緯や現在の財務状況は明らかにしていない。
JKNはトランスジェンダーのジャクラポン同社最高経営責任者(CEO)が2013年に創業した。ドラマ、映画などの配給を手がける。2017年にタイ証券取引所(SET)2部市場(MAI)に上場し、現在はSET上場。SETへの報告では、2023年1〜6月期の売上高15億バーツ、最終黒字1億2200万バーツ、6月末時点で資産総額121億6100万バーツ、負債総額74億バーツだった。

JKNのジャクラポンCEO(左)とエルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領(写真提供、JKN Global Group)

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