【タイ】タイ民間航空庁(CAAT)によると、今年はソンクラーン(タイ正月)連休前でもタイの航空会社各社が国内線運賃を引き上げず、慎重な姿勢を示している。中東での政情不安で長距離路線の需要が低調、燃料価格も上昇しているが、国内線では運賃の高騰に至っていない。
CAATはソンクラーン連休(今年は4月11~15日)期間中の需要に十分な便数を確保するため、国内航空会社と協議。今年の供給座席数は前年に比べ5%増える見通しで、航空機の追加導入も進んでおり、こうした増便が運賃の安定につながっているもよう。今年はむしろ、航空会社によってはソンクラーン連休中、国内線を対象に最大3割引の特別運賃を設定している。
タイ政府観光庁(TAT)によると、3月1日から9日にかけての長距離市場からの入国者数は大きく減少した。地域別では中東が77%減、アフリカが15%減、欧州が14%減、アメリカが7%減となっている。
国際線に関しては、タイ航空が燃料費の上昇を受けて運賃を10〜15%引き上げると発表している。航空会社の運航コストに占める燃料費の割合は、一般に3割とされる。
























