【タイ】エネルギー大手ガルフ・エナジー・デベロップメント(GULF)は国営クルンタイ銀行と提携し、デジタル社債「GULF Digital Bond」の販売を10月19日に開始する。年限は7年、利率は年2.80%の固定金利で、利払いは6カ月ごと。政府公式電子決済アプリ「パオタン(เป๋าตัง)」の社債売買ウォレットを通じ、最低投資額1000バーツから購入できる。
社債の購入申し込みは10月19日午前8時30分に開始し、募集額に達するまで受け付ける。受付期限は10月21日午後3時。購入単位は1000バーツ以上1000バーツ刻みで、1回当たりの購入上限は5000万バーツ。先着順で割り当てる。社債は記名式の無担保・非劣後債で、社債権者代理人を置く。2026年8月24日付で、タイ格付け会社トリス・レーティングから信用格付け「AAマイナス」、見通し「安定的」を取得している。
購入希望者は事前にパオタンの社債売買ウォレットを利用登録し、申込手順の確認や投資適合性評価(Suitability Test)を済ませる必要がある。また、ウォレットへの入金、またはクルンタイ銀行の預金口座との連携設定も求められる。
購入した社債はデジタル取引市場で24時間リアルタイム取引が可能で、購入時には直ちに保有口座へ反映され、売却時には代金が即時に入金される。保有状況や売買価格もアプリ内で確認できる。
首相府によると、GULFは堅調な業績拡大を続けており、2026年第2四半期の営業利益は前年同期比74%増の123億3200万バーツ(530億円相当)で過去最高を更新した。売上高は同24%増の502億9400万バーツだった。天然ガス火力発電、再生可能エネルギー発電、天然ガス調達・卸売事業の成長に加え、携帯電話サービス大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)からの持分利益計上が業績を押し上げた。
詳細は、タイ証券取引委員会(SEC)の目論見書案で確認できるほか、クルンタイ銀行各支店およびコンタクトセンター「0-2111-1111」で問い合わせを受け付けている。

























