【タイ】バンコク都バーンスー区のプラチャーラート・サーイ1通りで1月18日午前10時半頃、製材所で火事があり2人がけがをした。材木置き場がひどく燃え、相当な煙が発生した。バンコクは最近、気温が低めで乾燥した日が続いており、同火事があった日の周辺では風が強めだった。
チャチャート・シッティパン・バンコク都知事は同日、火事現場を視察。一帯に煙が残っているため、界隈の住民に対して近くの寺院に避難するよう促した。また、この火事で発生した大量の煙がバンコクの大気汚染をさらに悪化させるだろうと発言した。
バンコクの大気汚染は深刻な状況が続いている。1月20日午前7時点の都内全50区での微小粒子状物質(PM2.5)の1立方メートル当たりの平均値は、54.1マイクログラムの「健康に被害が出始めるレベル」(オレンジ色)だった。タイの一部の報道によると、全国では28県で「健康に被害を及ぼしているレベル」(赤色)の76~100マイクログラムに達している。
Police TVフェイスブックより
写真:Fire & Rescue Thailand