【タイ】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は9月14日、トニー・ブレア元英首相を首相府で迎え、タイ経済の競争力強化に向けた協力について意見交換した。首相は「タイが経済構造の転換期にあり、デジタル経済、AI、先端産業、クリーンエネルギーを新たな成長分野と位置づけている」と説明し、「政策実行力の向上にむけ、(ブレア氏が代表を務める)トニー・ブレア・インスティテュート(TBI)の経験が役立つ」との期待を示した。
両者は、AIや半導体など将来産業への投資誘致、行政のデジタル化、eガバメントやAIガバナンスの強化などで協力の可能性を確認した。ブレア氏は、AIの急速な進展を踏まえ、規制整備、データセンター投資、データ活用による産業発展の重要性を指摘し、「タイ人材の潜在力は高い」と評価した。
アヌティン首相は、タイが2028年までの経済協力開発機構(OECD)加盟を国家目標としていることを伝え、TBIと実務レベルで協議を進める意向を示した。エネルギー転換についても意見交換し、ブレア氏は太陽光発電などの取り組みを評価し、エネルギー技術が国際交渉力の向上にもつながると述べた。



























