タイ・マレーシア国境で新たな道路開通 両首脳が現地で開通式

【タイ】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相とアンワル・イブラヒム・マレーシア首相は7月10日、タイ・マレーシア国境の新たな連絡道路の開通式を執り行った。両国の国境インフラ整備を進め、地元住民や企業の往来を円滑にする。タイ側はソンクラー県サダオに新たな税関施設が整備された。道路は11日から利用可能となる。

 タイ首相府によると、今回開通した道路は両国が数年にわたって推進してきた国境連結事業の成果で、貨物輸送と人の移動を大幅に改善する。式典では両首相がそれぞれの税関ゲートを歩いて通過し、国境中央で握手を交わして友好関係を示した。アンワル首相はアヌティン首相をマレーシア側に招き、記念碑の除幕と昼食会を行った。

アヌティン首相は、南部国境地域の平和と経済発展に向けた両国の協力を評価し、新サダオ税関は単なるインフラではなく、両国の人流・物流・投資を結ぶ「経済の玄関口」になると述べた。サダオはもともと、両国の最重要な国境貿易拠点であり、観光や移動の主要ルートとされる。

 新サダオ税関の敷地面積は596ライ(1ライ=1600平方メートル)。車両検査レーンは両側11レーン、入管レーンは両側14レーンを備えるほか、貨物ターミナルにはトラック用検査レーンが各8レーン設置され、ファストスキャン式X線検査装置2基と重量計測装置を導入した。

写真:タイ首相府

関連記事

トピック

ページ上部へ戻る