バンコク都市鉄道のパープルライン、高齢者割引や乗り継ぎ割引を導入

【タイ】タイ電車公社(MRTA)は、バンコク都市鉄道のパープルラインの運賃体系と割引制度を改定する。関連法令および政府の公共交通政策に沿ったもので、7月3日に施行される。

 新たな規則では、タイ国籍で60歳を超える高齢者を「シニア」と定義し、通常運賃の半額とする。運賃計算で1バーツ未満の端数が生じた場合は切り上げる。生活費負担の軽減と高齢者の公共交通利用促進が目的とされる。

 また、身長120センチ以下の子どもおよび国が発行する障害者証を提示した障害者は運賃を免除する。公共交通の利用に配慮が必要な乗客の負担軽減とアクセス向上を図る措置となる。

 乗り継ぎに関しては、MRTAが所管する路線間の指定乗換駅で「入場時の初乗り運賃を1回だけ徴収する」方式を導入する。乗換駅の改札が分かれている場合は、乗り継ぎに認められる最大時間をMRTA理事会が定める。公共交通の利用促進と移動コストの抑制が狙い。乗り継ぎ割引の対象に国籍要件があるかどうかは明らかにされていない。

 MRTA理事会にはさらに、通常運賃より低い価格設定の定期券、回数券、特別割引券などの導入権限が付与される。政府方針に沿った一時的な運賃引き下げや免除も認められ、公共交通利用の拡大を後押しする仕組みとなる。

パープルライン 写真:バンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ(BEM)

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