タイ財務省、2026年の成長率見通しを1.6%に下方修正 中東情勢の悪化を要因に

【タイ】タイ財務省は2026年の実質GDP成長率見通しを、従来の2.0%から1.6%に引き下げた。中東情勢の影響を考慮したもので、政府の各種対策が一定の下支えになるとの見方も示している。

 主要な成長要因である輸出は今年6.2%増と見込まれ、1月時点の1.0%増から大幅に上方修正された。一方、タイ経済は昨年2.4%成長にとどまり、域内諸国に比べて回復が遅れている。

 外国人入国者数の見通しは3350万人とし、従来の3550万人から引き下げた。コロナ禍前の2019年には4000万人弱が訪れていた。

 物価動向については、今年のヘッドラインインフレ率を3.0%と予測し、前回の0.3%から引き上げた。タイ中央銀行(BOT)が目標とする1〜3%の範囲内に収まる見通しとしている。

写真:newsclip

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