タイを含むエアアジアX、相次ぎ減便・運休 燃料高騰で夏ダイヤ調整

【タイほか】マレーシアの格安航空大手エアアジア傘下のエアアジアが、2026年夏ダイヤ期間中の一部路線で減便や運休を実施すると発表した。中東情勢の緊迫化を背景に航空燃料価格が急騰し、運航コストの上昇が経営を圧迫していることが主な理由。

 タイ・エアアジアXでは、長距離国際線を中心に運航調整を行う。ドーンムアン空港発着の上海(浦東)線は4月17日から10月24日まで、リヤド線は4月14日から5月30日までそれぞれ運休する。

 短距離路線を担うタイ・エアアジアでも、複数路線で運休や減便が決まった。スワンナプーム~ナラーティワート線が4月21日から10月24日まで、ドーンムアン~西安線が5月11日から10月23日まで運休する。国際線では、香港~那覇線が5月7日から10月24日まで、プーケット発着のインド路線でチェンナイ線が4月13日から、コーチ線が4月17日からいずれも10月24日まで運休する。

 ほか、完全運休には至らないものの、中国、インド、韓国、東南アジア各都市を結ぶ一部国際線で、週当たりの運航回数を減らす措置も段階的に実施されている。

 航空燃料価格は紛争前の水準から2~3倍に上昇しており、特に燃料費の比率が高い長距離路線では採算確保が難しくなっているという。エアアジアXグループは、今回の措置は夏季期間に限定した調整としつつ、燃料価格の動向次第では追加の減便や運休期間の延長も検討するとしている。

バンコク・ドーンムアン空港のタイ・エアアジア 写真:newsclip

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