「Alien: Earth」の撮影はタイ、首相府が「ロケ地巡り」呼び掛け

【タイ】タイ首相府のサシガーン・ワッタナチャン副報道官が、世界同時配信が始まった米国の人気SFドラマ「Alien: Earth(エイリアン:アース)」のロケ地を巡る観光を呼びかけている。同作品のロケ地にはタイ国内7都県が含まれる。

 ロケが行われたのは首都バンコク、中部ナコーン・パトム、東部サムット・プラーカーン、南部プラジュアップ・キーリーカン、スラーターニー、パンガー、クラビーの各都県。

 サシガーン副報道官によると、タイ国内のロケ予算は28億バーツ(128億円相当)で、映画業界関係者で1万3942人、周辺産業で1万845人の計2万4787人の雇用が創出された。助演俳優、撮影監督、音響、照明、美術などの専門スタッフが動員され、ホテル、レンタカー、飲食、各種支援サービスが盛り上がったという。

 タイ政府は今後も映画やドラマのロケを積極的に誘致し、タイの国際的な「ロケ(撮影)のハブ」としての地位を確立。ロケ地の「観光地化」を図っていきたいとしている。

 エイリアン:アースは、1979年制作の映画「エイリアン」の2年前を舞台とする、エイリアン・シリーズ初のテレビドラマ化。8月13日に動画配信サービス「Disney+」で配信が開始された。

サシガーン政府副報道官 写真:タイ首相府

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