【タイ】タイ首相府のサシガーン・ワッタナチャン副報道官は1月8日、2024年の外国人入国者数が前年比26.27%増の3554万人を超えたと発表した。観光収益は同34%増の1兆6700億バーツ(7兆6000億円相当)だった。
年明け1月1~5日の外国人入国者数は50万5411人で、1日当たりおよそ10万人が入国している。同期間の観光収益は252億9900万バーツ。国別では中国6万9548人、マレーシア5万7127人、ロシア4万6752人、韓国2万8160人、インド2万6,635人がトップ5位となっている。
タイ人および外国人の国内旅行者数は前年比7%増の1億9869万人、国内観光収益は同12%増の9500億バーツ。人気旅行先のトップは、首都バンコク、東部チョンブリー県、西部カーンチャナーブリー県だった。
タイ政府は観光業について、政府主導の各種観光イベントの展開、ビザ発給の簡素化、陸海空での入国カード(TM6)の完全撤廃、航空会社による新規路線開設と増便などを、成功の理由に挙げている。