教員が小5女子に繰り返し性的暴行 「生徒から誘惑してきた」

【タイ】タイ警察は9月20日夕方、東部サケーオ県内の小学校で美術を担当していた教員の男(49)を、女子生徒への性的暴行容疑で逮捕した。男は事件後に首都バンコクに逃走し、バンコク・ノーイ区内のコンドミニアムに潜伏していたところ、身柄を確保された。

 男は小5の女子生徒を繰り返し誘い出し、性的暴行を加えていた。暴行は激しく、生徒は精神的に深刻なダメージを負い、1カ月間の入院を余儀なくされたという。サケーオ県警が16日付けで裁判所から逮捕状を受け、逃走先のバンコクで逮捕に至った。

 男は取り調べに対し容疑を認めているが、「生徒の方から誘惑してきた」などと供述しているという。刑法に基づき、13歳未満への性的暴行、15歳未満へのわいせつ行為、未成年者略取など複数の罪で立件される見込み。

 警察は「教育者でありながら児童を傷つける行為は社会に対する重大な裏切り」と断罪。「再犯を防ぐためにも厳正に対処する」と強調した。

写真:POLICE News Varieties

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