11)命の最後をイメージさせる?ハイビスカス

和名:ハイビスカス(仏桑華)
英名:Hibiscus
泰名:ชบา チャバー

 相当な種類を数える花。暑い時期に咲いて夕陽に照らされる姿を見ると、倍の暑さを感じる。ハワイを連想させる陽気な花だが、(種類は違うものの)インドでは血とさつりくを求める戦いの女神カーリーに捧げられ、そのマイナスイメージは東南アジア一帯に受け継がれているという。タイでもアユッタヤー(アユタヤ)王朝辺りから現ラッタナーコーシン王朝の初期まで、罪人は刑場に引かれていく際、この花を持たされたと伝えられる。チャバーという名も元はサンスクリット語。

 「あまり好きじゃない」というタイ人は多いが、その割には民家の庭で咲き誇っている。一年中咲いているが、一輪はその日に咲いてその日に散る。

夕陽に照らされて暑さを感じさせるハイビスカス。

北部ピッサヌローク県の寺院の境内に咲いていたハイビスカス。

ミャンマー国境に近い西部カーンジャナーブリー(カンジャナブリ)県サンクラブリー郡で見かけたハイビスカス。

中部プラジュアップ・キーリーカン(プラジュアップ・キリカン)県フアヒンのリゾートホテルでチェックインした部屋にて。

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