タイ77景(32)サムット・ソンクラーム県(Samut Songkhram)タイ中部

 タイで最も小さい県。県を流れる川の名前「メークローン」と、昔ながらに呼ばれる。トンブリー王朝時に隣県のラーチャブリーから切り離され、現在の県の規模となった。現チャックリー王朝のラマ2世の生地。1811年には、シャム双生児の名で有名な結合双生児、チャン&エン・ブンカー兄弟が生まれている。

 隣県のサムット・サーコーン同様、遠浅の海と海岸沿いの塩田が知られる。遠浅は陸地から眺めるタイ湾の水平線が地平線に変わるほど遠くまで潮が引く。潮干狩りが人気で、ホーイロートというストローのような細長い貝(マテガイの一種)の産地となっている。多少臭みがあり、タイ料理では辛めの味付けにするのが普通。

 県内で有名なの、「ニアミス駅」こと、タイ国鉄メークローン駅。10年ほど前までは庶民的な新鮮市場の姿を多く保っていたが、最近は外国人旅行者を相手にする土産物屋がすっかり増え、新鮮市場のスペースは急激に縮小した。列車が通過するときは写真や動画を撮影する旅行者がぎりぎりまで線路上に居座るなど、騒がしいだけの観光スポットと化している。

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人口: 19万1,000人(2021年、内務省地方自治振興局)
面積:417平方キロメートル(エネルギー省)
距離:バンコクから72キロ(タイ道路協会)
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