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- 37)タイ語も英語も「天使のトランペット」
37)タイ語も英語も「天使のトランペット」
- 2024/6/17
- カルチャー, タイでどこにでも咲く花
和名:キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)
英名:Angel’s Trumpet
泰名:แตรนางฟ้า トレー・ナーンファー
「天使のトランペット」というロマンチックな英名が付けられ、泰名の「トレー・ナーンファー」も同様の意味で一致している。といっても、英名をそのまま訳しただけと思われ、偶然の一致でなさそう。
ネットで調べてみると、南米エクアドルの花で絶滅危惧種と説明されているが、タイでは普通に見かける。普通に、というのは大げさで、タイ北部の山間の観光地ぐらいでしか目にしない。とはいえ観光地に行く機会は少なくないため、結局は「よく見かける」という印象が強い。
和名に朝鮮の文字が出てくるが、朝鮮半島との関わりまでは調べきれていない。原種や園芸品種でいろいろ名称が変わるらしく、ブルグマンシア(Brugmansia)という学名をそのままカタカナにした名前が知られているよう。タイでも「แตรสวรรค์(トレーサワン)」と呼ばれる種類がある。意味はほとんど変わらず「天国のトランペット」。