年数回の日本製蒸気機関車の記念運行

 6月3日のタイ王妃生誕日、7月28日のタイ国王生誕日、8月12日のタイ王太后生誕日、10月23日のチュラロンコン大王記念日など、王室関係者の生誕日を中心に年数回、日本製の蒸気機関車が記念運行される。たいていはバンコク~アユッタヤーを往復するが、バンコクからナコーンパトムに向かう日もある。次回は10月23日のチュラーロンコーン(チュラロンコン)大王記念日で、「パシフィック形」の824号と850号がバンコク~アユッタヤー間を走る。その次は12月5日の父の日(ラマ9世生誕日)が考えられる(未確認)。

 タイ国鉄の資料によると、タイには「モーガル形(C56形)」の713号と715号、「パシフィック形」の824号と850号、ミカド形953号がそれぞれ動態保存されている。いずれも第2次世界大戦後の輸入。C56形は西部カーンジャナーブリー(カンジャナブリ)県のライトアンドサウンドショーに登場することが多い。また、タイから日本に里帰りして大井川鐵道に入線したC56形44号の存在もよく知られている。

 蒸気機関車が記念運行する日は、乗客ほか多くの鉄道ファンが出発駅のバンコク(フアラムポーン)駅に集まる。線路に下りられるため、車両の真正面に立って撮る記念写真が可能。燃料は薪や石炭ではなく重油のため、古い写真で見かけるような真っ黒い煙は吐かない。

参考記事:10月23日の「チュラロンコン大王記念日」バンコク~アユタヤ間で日本製蒸気機関車運行

詳細確認:タイ政府観光庁(TAT)バンコク本部:0-2250-5500, TATコールセンター:1672

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