タイ最低賃金1月から2〜16バーツ引き上げ 24年中に再引き上げも
- 2023/12/27
- タイ政治
【タイ】政労使の代表からなる賃金委員会がまとめた2024年の法定最低賃金が26日の閣議で了承された。現行の1日328〜354バーツが2024年1月1日から330〜370バーツに引き上げられる。
政権与党のプアタイ党は5月の下院総選挙で、最低賃金を2027年までに600バーツに引き上げる公約を掲げていた。セーター首相兼財務相は今回の賃金委員会の決定に対し、上げ幅が小さすぎるとして再検討を求めたが、原案通り受け入れを余儀なくされた。最低賃金を年内に再度引き上げ、巻き返しを図る方針だ。
〈2024年1月1日以降の1日の最低賃金〉
▼370バーツ
プーケット県
▼363バーツ
バンコク都、ナコンパトム県、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県
▼361バーツ
チョンブリ県、ラヨン県
▼352バーツ
ナコンラチャシマ県
▼351バーツ
サムットソンクラーム県
▼350バーツ
コンケン県、チャチュンサオ県、チェンマイ県、プラジンブリ県、アユタヤ県、サラブリ県
▼349バーツ
ロッブリ県
▼348バーツ
ナコンナーヨク県、スパンブリ県、ノンカイ県
▼347バーツ
クラビ県、トラート県
▼345バーツ
カンジャナブリ県、ジャンタブリ県、チェンライ県、ターク県、ナコンパノム県、ブリラム県、プラジュワブキリカン県、パンガー県、ピッサヌローク県、ムクダハン県、ナコンナコン県、ソンクラー県、サケーオ県、スラタニ県、ウボンラチャタニ県
▼344バーツ
チュムポン県、ペチャブリ県、スリン県
▼343バーツ
ナコンサワン県、ヤソートン県、ラムプン県
▼342バーツ
カラシン県、ナコンシータマラート県、ブンカン県、ペチャブン県、ロイエット県
▼341バーツ
チャイナート県、チャイヤプム県、パタルン県、シンブリ県、アントン県
▼340バーツ
カムペンペット県、ピジット県、マハーサラカム県、メーホンソン県、ラノン県、ラチャブリ県、ラムパン県、ルーイ県、シーサケート県、サトゥン県、スコータイ県、ノーンブワラムプー県、アムナートジャルーン県、ウドンタニ県、ウタラディット県、ウタイタニ県
▼338バーツ
トラン県、ナーン県、パヤオ県、プレー県
▼330バーツ
ナラティワート県、パタニー県、ヤラー県