【タイ】AIエネルギー削減プラットフォーム「NZero」を展開するアスエネ(本社:東京都港区)は、タイで工場向けのエネルギーコンサルティングやプロジェクト開発を手掛けるSustain Hub Co., Ltd.と提携した。Sustain Hubは、アスエネの設備更新シミュレーションサービス「EnergyPilot AI」を導入し、タイ国内の工場向け省エネルギー案件の開発に活用する。
EnergyPilot AIは、空調設備などの更新によるエネルギー削減効果や投資対効果をAIで試算するサービス。複数の設備更新案を比較し、投資の優先順位付けや提案資料の作成を支援する。
Sustain Hubは、工場のエネルギー使用状況の分析から投資計画の策定、プロジェクト実施、タイ投資委員会(BOI)の優遇措置申請支援までを手掛ける。タイでは、省エネ投資を行う既存事業に対し、一定条件の下で投資額(土地代と運転資金を除く)の50%を上限とする3年間の法人所得税免除制度が設けられている。
こうした中、工場の省エネ化では設備更新による削減効果と投資額の比較・検証が重要となる一方、設備情報の整理や効果試算には多くの時間と手間がかかることが課題となっている。このためSustain Hubは、省エネ案件の事前検討や顧客向け提案の効率化を目的にEnergyPilot AIを導入した。
今後は、顧客企業のエネルギー使用データや設備情報を基に、省エネ効果や費用対効果の試算、設備更新案の比較を実施。その結果を基に設備更新計画を提案し、プロジェクト組成につなげる。
両社は、アスエネのAI分析機能と、Sustain Hubの技術支援やBOI申請支援のノウハウを組み合わせ、タイ企業の省エネ投資を後押しする方針。工場などでの省エネ設備導入を通じて、エネルギーコスト削減と温室効果ガス排出量削減を進めるとしている。
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