【タイ】タイ商務省が国際貿易統計(Thailand’s international trade statistics)として発表したタイの輸出入額は2026年9月、バーツ建てで輸出が前年同月比25.3%増の1兆2549億6526万バーツ、輸入が同52.0%増の1兆4643億6687万バーツとなり、貿易収支は2094億161万バーツの赤字だった。米ドル建てでは、輸出が前年同月比24.0%増の384億3892万米ドル、輸入が同50.4%増の442億9556万米ドルで、貿易収支は58億5664万米ドルの赤字となった。
9月の輸出は27カ月連続の増加となり、市場予想を上回った。世界的なAI関連投資の拡大を背景に、コンピュータ、半導体関連製品、通信機器、電子部品などの輸出が引き続き好調だった。農産品や食品の輸出も伸び、輸出全体を押し上げた。主要輸出先では、最大市場の米国向けが前年同月比50.1%増、中国向けが18.4%増となった。
輸入は50.4%増と大幅に拡大し、過去最大の伸び率を記録した。電子機器や産業向け設備などの輸入増加に加え、輸出関連産業の生産拡大に伴う原材料・部品需要の増加が背景にあるとみられる。
商務省は好調な輸出動向を受け、2026年通年の輸出見通しを従来の15%増から19%増に上方修正した。2027年については2~4%の成長を見込んでいる。商務省貿易政策戦略事務局(TPSO)は、AI関連製品や電子機器に対する世界的な需要が引き続きタイの輸出を支えるとの見方を示している。


























