EV購入2日でホイール破損、タイ消費者保護局が仲裁 「国民救済は政府の責務」

【タイ】スパマート・イサラパクディ首相府相は9月17日、購入からわずか2日後に電気自動車(EV)のホイールが破損したとして消費者が申し立てていた案件について、消費者保護局(OCPB)による仲裁の結果、メーカー、輸入販売業者、販売店の3社が無償で部品交換と車両点検を実施することで合意し、問題が解決したと発表した。

 申立人はEV(メーカーや車種は未公表)を購入したが、納車から2日後の走行中に左前輪のアルミホイールが破損し、タイヤの空気漏れと車両損傷が発生したため、救済を求めてOCPBへ申し立てた。OCPBはこの案件を消費者苦情調停小委員会第3部会に付託し、関係者から事情を聴取するとともに、権利関係や関連法令について説明したうえで解決策を協議した。

 OCPBは申立人と関係3社を招いて協議を行い、3社が部品交換と車両状態の点検を無償で実施することで合意した。申立人もこれを受け入れ、苦情申立てを取り下げた。交換部品は、アルミホイール、タイヤ、ブレーキキャリパー一式で、費用はすべて3社側が負担。車両が正常に使用できる状態になるまで点検・整備を実施する。

 スパマート首相府相は、「消費者は新車購入に際し、安全で品質に問題のない車両を期待するのが当然。問題が発生した場合、OCPBには国民が適正な救済を受けられるよう支援する責務がある」と強調した。「今後も履行状況を確認し、問題が完全に解決されるまで対応を続ける」としている。

スパマート首相府相 写真:タイ首相府

関連記事

タイ・ムスリム姉妹

書籍販売
タイ・ムスリム姉妹
Thai Muslim Sisters


仏教国タイの最果て
止まぬテロの地

テロが日常と化した地に住む、どこにでもいる普通の姉妹。

トピック

タイの祭り・祝日・記念日

  1. バンコク都庁、11月17日から都内5会場でローイ・クラトン(灯籠流し)祭り開催

    【タイ】バンコク都庁(BMA)は11月17~29日、都内5会場でローイ・クラトン祭りを開催する。会場…
  2. タイ国鉄、ダムの上を走る「水上列車」の予約受付開始 往復350バーツから

    【タイ】タイ国鉄(SRT)は、中部ロッブリー県パーサック・チョンラシット・ダムで運行する季節限定の「…
  3. ローイ・クラトン(ลอยกระทง)11月(旧暦12月の満月の日)

     日本の灯籠流しに似た行事。旧暦12月の満月の日に行われる。2026年は11月24日(火)。ローイ・…
ページ上部へ戻る