【タイ】タイのアヌティン・チャーンウィーラクーン首相とシンガポールのローレンス・ウォン首相は9月2日、バンコクで第5回タイ・シンガポール首脳会談を行い、両国の戦略的協力を一段と強化することで一致した。会談では、経済、エネルギー、安定保障、アセアンの4分野を柱に連携を進める方針を確認した。
両首脳は、社会開発分野の協力覚書の交換に立ち会い、福祉、地域開発、障害者、女性・子ども支援、人材交流などで協力を深めることで合意した。また、デジタル経済、食料安全保障、越境犯罪対策、サプライチェーン強靱化の4件の協定作成にも前向きな姿勢を示した。
アヌティン首相は、両国が今後2年間続けてアセアン議長国を務めることから、地域の課題に共同で対応し、アセアンの結束を強化する責任があると述べた。ミャンマー情勢では、アセアンの役割を重視し、タイが「橋渡し役」として関与を深める方針を説明した。
ウォン首相は、両国の協力は信頼に基づき幅広く具体的であり、食料・エネルギー安全保障やデジタル経済などで協力拡大の余地が大きいと強調した。



























